ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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バーバー・歯


親知らずを抜いたのは一ヶ月程前のことだったと思います。今ではすっかり歯の痛みも無くなりましたが、未だに下の歯茎に大きな穴が空いております。

そもそも親知らずに痛みを感じていた訳ではなかったのですが、以前書いたように、完全に親知らずの部分がヤンキーの溜まり場になっておりまして、親知らずの成長と共に、増々歯間ブラシという名の警察をパトロールさせる隙間がなくなり、どんどんどんどんヤンキーは増え、そして力を蓄えている感じがしたので、このままだとヤンキーが暴れに暴れて虫歯になってしまう可能性があるのではないか、と怖くて怖くて夜も眠れなくなっていたため、歯医者さんの門を叩いたのでありました。

近所の歯医者さんでレントゲンを取ってもらうと、どうやら神経近くまで親知らずが発達していたらしく、自分がやるのは怖いから大学病院でやってくれ、と言われ、その日にそのまま紹介状を握りしめて今度は歯科大学病院へ。受付を済ました後に通されたのは、まるで美容院のような診察室。どういうことかといいますと、広めの部屋に診察椅子がぶわーーーーっと並んでいまして、その各椅子毎に若いお兄ちゃんが笑顔で立ってあれやこれやし、色々なおっさんが部屋をうろちょろしていたのです。さらにこのおっさん達、全員が全員仕事をしている訳でもなく、特におっさんAは暇そうに色んな処置中の患者さんの所に行っては「おぉ〜」みたいな感じで見ておりましてもう一体なんなんだこの部屋は!!!!

自分の歯医者、いや、病院のイメージは、個室に患者さんが呼ばれて、そこで診察し、処置をするものであるとのものであったため、一応椅子と椅子の間に仕切りはあるものの、人の体を処置するに不似合いな、この美容院のようなプライバシーの欠片もない、流れ作業的な現場、若干家畜感の漂う病室に面食らってしまいました。いやまあしかし一つの病室に全てを集中させることは中々合理性のあるシステムであることは認めますが、悲しいかな、人間は合理性を追求して発展してきたのにも関わらず、合理性を追求した果てには、このような原始的とでもいいますか、荒い、前時代的な様相を帯びる状況を誕生させてしまっているのです。某北欧企業の家具チェーン店のご飯食べるところとかもね。生活に合理性を求めるほど、感覚は退行していくのかもしれません。

なんてことを考えている内に、研修生っぽい若いお兄ちゃんに病状の説明やらなんやらを終え、気付けば今この場で抜いちゃうことに。周りはすごいガヤガヤしていて両隣、前後には普通に他の患者さんがおり、おっさんや患者さんがうろちょろしているこの状況で歯を抜いていくことに。デリカシーの無さに閉口していても仕方なく、口を大きく開けて待っていると、さっきまで暇そうに部屋をうろちょろしていたおっさんAが、「あ、抜いちゃう?じゃあ俺抜くよ」とあっさり自分の横にきて器具を取り出し準備を始めました。

いやいやいやちょっと待ってくれおっさんあんたずっとこの部屋の中を暇そうにうろちょろしていただけじゃないか。大丈夫なの?おっさん大丈夫なの?信じていいの?信じていいの?と若干パニクっていた所、これから口の中をギュイーンとやられる単純な恐怖、アウトレイジのあのシーンの想起、それらも相俟って、勝手に手がぷるぷる震えていたらしく、「ははは、緊張しないでよもう〜」とおっさんAが励ましてくれたのですが、間髪入れずに「あ、明日からめっちゃ腫れるから。想像の10倍は腫れるから(爆笑)」となぜか笑いながら自分のことを脅してきてもうやっぱりこのおっさんやばいやばい無理無理と思ったのですが、「チェンジで」とはさすがに言えるはずもなく、神に祈りながら麻酔の注射を受けました。

「じゃあいきまーす」
との気の抜けたかけ声と同時にギュイーンが始まった訳ですが、あ、あれ、本当に痛くない。何も感じない。あ、これはいいですね〜と麻酔の凄さを改めて実感し感動し安堵していると、なんだかそれが安心感へと変わり、若干テンションまで上がってきてしまっていました。

麻酔の凄さ以外に特にこれといった感想もなく淡々と口を大きく空けながらぼけーっとしていると、

「ちょっとこれ回転数足りなくない?なんかしょぼくない?」
「あ、でしたらそちらの方を使ってみては…」
「あ、これ?これなの?これかよも〜。じゃあこっち使うよ。ん?あれ?これも回転数なんか違うわ。ちょっといい感じの回転数じゃないわ。もうちょい回転数高めのやつ無いの?」
「えっと、それなら、あそこにあるのが一番強いやつですけど」
「あ、これ?こっちなの?じゃあこっち使うわ」

とのような会話が頭上を飛び交った次の瞬間、


ギュォワーーーーーーーーーン



ははは。え。え?これいれるの?これ口の中に入れるの?無理じゃない?音おかしくない?今まで聞いたことないよ?あれ?あれ?

「いいわ。この回転数いいわ。これでいくわ」

いやいや、聞いたこと無いって。そんな金属高速回転の音。やばいって。絶対ダメだって!とは思ったものの、口に出すことができない臆病者の自分は、迫って来る未知の回転数に怯えていると、あれ、あれれれ、やっぱ麻酔すごいわ〜何にも感じないわ〜とこと無きを得たのでありますが、

「やっぱ違うわ。回転数いい感じじゃないわ。もうこれより強いの無いんだよね?じゃあこれでいいよもう」

とおっさんAは若干ふて腐れてしまい、その後の処置が続いたのであります。



その後は至って順調。何回か歯が摩擦で焦げてる感じのにおいがやばすぎて吐きそうになったくらいで、痛みはまったくありませんでした。ただ、最後に「ちょっと圧がかかるよ〜。ごめんね〜」といいながらペンチ的なのを口に突っ込んだと思ったら、顔面を椅子の背もたれにめり込ませることが目的なんじゃないの?と思う程力任せに顔面を抑えられ、歯を抜きました。これだけ科学技術が発展しても、最後はやはり原始的な感じなんですね。


処置が終わったあと、「じゃあ縫うのは任せるわ〜」と研修生に言い残し、おっさんAはどこかへ行ってしまいました。研修生の処置に不安を覚えながらも、難なく縫い合わせてもらい、おわったぁ〜と体を起こしたらさっきのおっさんAはまた暇そうに部屋中をふらついておりました。何者なんだこのおっさん。なんか職人っぽくてかっこいいぞおっさん。ありがとうおっさん。さようならおっさん。



まだ逆側の親知らずも横向きに生えているらしく、またこの病院には御世話になるだろうと思います。
ちなみに、「アホみたいに腫れるから(爆笑)」とおっさんAは言っていたのですが、その後痛むことはあれど腫れることは一切なく、やっぱりあのおっさんAは凄い腕の持ち主なのだな〜と思いました。あらためて、ありがとう〜と思いました。ちゃんちゃん。







おわり




# by hayashihiromu | 2015-03-25 20:40 | 普通

すいぞくかんっ


この一ヶ月、かなり濃密な毎日を過ごしていました。
3年ぶり3回目の胃腸炎でぶっ倒れたり、親知らずを抜いたり、ゼミの課題に追われたり。その代わり、月並みな言葉ですが、成長、というものを少し実感した気がします。


話しは変わりまして、この前1人で水族館に行ってきました。
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にも〜。

2月の初旬くらいはかなり暇を持て余していたので、ここはひとつどこへ行こうかしら、と思ったところ、ふと頭の中に水族館がよぎったのです。




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この臨場感ね。臨場感がすごいよ。圧が半端じゃないね。他の生物が発する圧をね、それも、非日常の生物が発する圧は凄まじいものがあります。このよくわからない小さい生物の前でも、ものすごい圧を感じたのですが、たっぱは自分の方がある訳ですからね、ここで負けたら人類の恥だと思いなんとか耐え忍び写真をぱしゃりとしましたよ。


海にはおもしろい生物がたくさんいますね。1人で見ていても全然飽きません。
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この魚とかね。必死感がすごいよね。こいつ、この長いヒゲを取ったらただのうんこみたいなどこにでもいる魚ですから。きっと、だから必死でヒゲを伸ばしてアピールした結果、水族館にも堂々デビューさせてもらえる程成長したんでしょうね。

しかもですよ、この魚、名前がパラダイススレッドフィンっていうですよ。パラダイススレッドフィンって。自分がただの魚だということによほどコンプレックスがあったんでしょうね。ヒゲを長くしただけじゃ不安だったんでしょう。名前どうする?名前どうするよ?ってね。とある日の夜の会議室ですよ。俺らとりあえずめっちゃヒゲ長くしてみたけどこれだけじゃ足りなくね?いやいや、これ以上どこ発達させればいいのよ。それは詰め込み過ぎでしょ。あ、じゃあ名前をもっとかっこよくしたらいいんじゃない?うーん例えば?いや、ほら、なんかさ、横文字でさ、ほら、パラダイス的なさ。うわぁパラダイスって。めっちゃかっこいいじゃん何それお前やっぱすごいわ〜。

ね〜。堂々デビューできてよかったですよ。



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はぁ〜この臨場感。かっこいい。


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うわあもうこの臨場感たるや。何よこれ。何なの。



生命っていいですよね〜。生命の圧を浴びに今度はまたおっきな水族館に行こーっと。









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ぴちょカワってなに













おわり




# by hayashihiromu | 2015-03-22 22:06 | 普通

『鬼が来た!』


ストーリー
第二次世界大戦下の1945年。中国華北地方の万里の長城にほど近い、大河に面した村。村には日本海軍の小部隊が駐留していた。村に住む青年・馬大三の元に、夜半突然1人の男が現れ、馬に拳銃を突きつけながら二つの麻袋を預かるようにと脅して去っていった。その麻袋には日本陸軍兵と中国人の通訳が入っていた。村から日本海軍の宿営地までは程近く、日本陸軍の兵士も徴発のために村に出入りしている。日本兵を捕らえていると知られると村人達の命が危ない。日本兵と中国人の、奇妙な友情と悲劇を描く。(Wikipedia)




久しぶりに映画を見ました。衝撃的でした。『鬼が来た!』は2000年に制作された中国映画で、カンヌ国際映画祭で賞を取っている作品です。主役級の日本兵は香川照之さんが演じられております。

この映画は、松本人志さんの映画評論集『シネマ坊主』の中で絶賛されていた数少ない作品でして、それ故、高校生の頃に見ようと思ったことがあったのですが、如何せん白黒映画で音もたまに割れてるし撮り方もなんだか古い感じだしなんかもういいや、と序盤で断念してしまっていました。それをまた改めて見たのですが、いやはや、とんでもない映画ですねこれは。

時代は第二次世界大戦時、日本軍に占領されていた中国の貧しい村での話しです。突然「私」としか名乗らない謎の男が、麻袋に詰められた香川照之氏演じる日本兵と中国人の通訳者を連れてきます。そして5日間日本兵にバレないように監禁し、尋問しておけ、とだけ言い残して去っていくのです。しかしその謎の男は5日を過ぎても一向に現れる気配がありません。香川照之氏演じる捕虜日本兵が「俺を殺せーー!!」と怒鳴り続けるものの、この日本兵を殺してしまえば、今度は謎の男に殺されるかもしれない。村人はどうしたらいいか分からず、仕方なくかくまい続ける訳です。しかし、時が経つにつれ、そのうち日本兵と中国人の村人の間で心の交流がなされていき、、、という話しですね。

もちろんそれだけで終わる訳ではなく、この後大きな凄まじい展開が何回かあります。すーさまじい展開が何回かあります。

中国や韓国、又はアメリカが日本軍を題材にした作品を作る時、どうしても反日プロパガンダ的というか、理不尽なまでに日本人が絶対悪で、野蛮で、気分の悪い存在として描かれることになるのが常ですが、この映画は少し違います。

香川照之氏以外にも日本兵は沢山でてくるのですが、たしかに、映画に出て来る日本兵は見ていて腹が立ちます。中国人を見下し、横暴に振る舞い、老人や子供を殺すシーンまでもあります。しかしながら、その描き方がプロパガンダ的ではないのです。すなわち、単なる悪の権化としての日本兵ではなく、情緒を持った日本兵なのです。理由なく暴虐的な態度を取るのではなく、そこには理由がある。戦争という特異な状況、集団心理、移り変わる規範、そのようなものが、人を「鬼」にさせるのだ、ということがテーマなのです。中国人の子供を可愛がり、毎日飴をあげたり、手品をして遊んだりしていた日本軍の将校が、一瞬の場の変化でその子供を殺す映画なのです。感情が壊れて「鬼」になる瞬間を提示している映画なのです。

だからこそ、この映画では日本人だけでなく、中国人も「鬼」になります。そのため、この映画は中国で上映禁止になったらしいですね。

この映画で特出するべきところはストーリーや演出だけでなく、香川照之氏の演技です。ちょっと言葉にできない。凄すぎる。当時の日本兵が持っていたであろう、岸田国士曰く「畸形的」な歪んだ自尊心、傲慢さ、下品さ、純粋さ、生と死の感覚、それらが演技の節々から滲み出ています。
陸軍将校さんの演技もすごかったな〜。アウトレイジの椎名桔平さん並のかっこよさ。超こわい。その人が画面に出て来るだけで、緊張感が生まれる。特に、宴会で中国人の村人に酔っぱらって肩ぽんぽんしたり頭なでなでされている時の笑顔がグッときますね。怖すぎて呼吸止まりそうになるもん。アウトレイジの中華屋さんでにやにやしてる椎名桔平さん並の高ポイントです。



レビューでもなんでもないですが、とにかく衝撃的だったので、ぶわっとかたかたした次第であります。







おわり







# by hayashihiromu | 2015-02-14 21:02 | 普通

ライブDVDはしっくりくるけどライブBlu-rayってどうなの?なんか長くない?


この前届いたバンプのライブBlu-rayを見ていました。
自分が好きだった頃のライブとは大分異なっていて、曲自体も、新しいアルバム、特に今配信されている曲とか完全に自分の範囲外だけれども、それでも、凄く感動してしまいました。
やっぱり思い出しますね〜。色々と思い出しますよ〜。まるでマドレーヌを紅茶に浸して食べたかのように。いやいや、結びつく範囲はそれ以上。

やっぱり音楽っていいな〜。バンドっていいな〜。いいな〜。いいな〜。いいな〜。







おわり

# by hayashihiromu | 2015-02-06 02:20 | 普通

Feu de camp


今日で長かった試験期間が終了…。
いやー今までで一番大変でした。辛かった…。
でもですね、これでやっとフランス語とおさらばできるというね、もうそれが嬉しくて嬉しくて。あとで早速フランス語の教科書を燃やそうと思います。

少し時間ができたので、何かしたいですね〜。といってもねー。
見たい映画も特に無いし、信長の野望はやりつくしちゃったし、活字からは一旦離れたいし、うーん。
このままだと気付いたら1週間くらい経ってそうでやばい。どうしよう。ふーむ。

ふむふむふむふむふむふむふむふむ。


とりあえずフランス語の教科書を燃やしながら1人でキャンプファイヤーでもしようかなうんうん。
キャンプファイヤーと言ったらなんだろう。薫製とかだよね。フランス語のプリントでチーズとか薫製しようかな。あとなんだろう。あれだ、いい感じに燃えるようにフランス語の教科書を段々に組まなきゃだめだよね。いいねいいね。他には、まあ、ミルクせんべいは欠かせないよね。おっと、これはテンション上がってきたよ。あとは何かな。あ、アコギ?アコギで弾き語り?おお〜元気な大学生っぽいねこれは凄まじいねいいね。あ、しかも俺丁度ギター弾ける!これはいいよ!!曲のチョイスどうしよっかな〜。やっぱりね、テーマはフランス語との決別だからね。決別っぽい曲を選ばないとね。っていうか、え、あれ、改めて、これ、1人でキャンプファイヤーって絶対いいよね。なんか想像しただけでさらにテンション上がってくるねこれ。これはいい。発見した。発見してしまった。忙しくなるぞ〜!!!











おわり





# by hayashihiromu | 2015-01-30 01:13 | 普通

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ダウンタウンさん、高須光聖さん、板尾創路さんを心から尊敬しております。

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