ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

そうだえっとあの電信柱まで

これはメダルを取ったマラソンの人の言ってた言葉ですよね。
このタイトルは竹原ピストルさんの歌の歌詞ですけど。『諸々、大丈夫だよ』って曲ですね。とても良い曲ですよ。

ただ、今回の意味合いは、メダルを取ったマラソンの人の言ってた言葉の方です。
どんなにどんなに苦しくても、「あの電信柱まで、せめて、あの電信柱までは」を繰り返して自分は走っている、みたいな言葉があります。あやふやでごめんなさい。でもこんな感じだと思います。
どんなに辛くても、しんどくても、そうやって生きていけばなんとかなる。これはそうだと思う。でもさぁ、その電信柱の設定を間違えてしまったら、もうだめです。わずかに残ってた気力までも全部飛んでいってしまいます。

例えば、あの電信柱まで行ったら少しだけ休憩できる。本当に、少しだけ。だから、もう辛くて辛くて色々なものを色々な所から垂れ流しながら、でもそんな恥も外聞も気にすることができない、それほどまでに追い込まれながら走っていて、でも、あの電信柱は休憩地点だから、さ、あそこまでいったら、休憩できるんだ。甘えだって分かってるけど、でも、こんなどうしようもない自分だから、これでも精一杯で、本当に限界で、でも、他の人より遅くなってもいいから、ゴールしたいんだ、だから、あの電信柱では休憩して、そしたら、またその先も走れるよね、頑張るよ、頑張れるよ、って。そんな気持ちで、ギリギリで、ふらふらしながら走っていて。そしたら、いざ辿り着く寸前に、神様が、いやいや、やっぱなんか違うわ、この電信柱がここにあると俺の美的感覚に合わないわ、みたいな、とても不条理な、そして絶対的な、誰もどうすることもできないような、ただただそれを受け入れるしかないような、そんな理由で神様がその電信柱を引っこ抜いて遠くの方に突き刺してしまったら。その時、まだ走れるのかなぁ。休憩できないばかりか、「目標に辿り着く」という、何事にも代え難い、一歩を踏み出せる自信を付けるチャンスまで奪われる。心のゆとりは少しも生まれずに、切羽詰まったまま、絶望を抱きながら、もう見るのが痛いくらい茫々とした、そして永遠と思えるほどの、そんな二つの定規で計られた計りきれないような電信柱との距離を直視してしまった時。気力は持たないよ。

視野が狭まっているだけっていうのはもちろん分かっている。これは、別の電信柱を探すってだけで解決する。神様が触った電信柱に固執することは、ある意味神様への冒涜です。だから、別の電信柱を探すってことが正解なんだと思う。それが合理的。

全部全部分かってる。でも、それができてりゃこんなんになってないよって。一種の開き直りだけど、間違ってるって分かってるけど、でも気力が吸い取られて、もう座り込んじゃったんだ。そんな今、気持ちの切り替えなんてすぐできるわけないじゃない。そんなこと言わないでよ。俺も分かってるよ。どうしたらいいの。ダメだって分かってるけど。もう分かんないんですよ。本当に分かんないんですよ。

って。

こんな感じになってしまう。
だから、「電信柱」の設定と「電信柱の設定」の設定は間違えないように。
ただ、電信柱の設定は、自由意志があるようで無い。
自由意志のある電信柱に、神様は興味を示さない。
いつだって、神様が興味を示すのは、自由意志の無い電信柱。

じゃあどうしたらいいのかな。どうしたらいいんだろうね。
強い人はいいよね。弱い人はどうしたらいいんだろうね。
ほら、時間は過ぎ去っていっているよ。それも様々な時間が。どうしたらいいんだろうね。
誰も待ってないよ。どんどん置いていかれているよ。
じゃあどうしたらいいのかな。分かんないよね。
そんなもんだよ。分かっていたら苦労しないよね。

そして、いつか、「期待」してしまう。「期待」するようになってしまう。
そうなったらもう、はい、おしまい。さようなら。























おわり
by hayashihiromu | 2013-05-22 20:31 | 普通

メモ帳

ダウンタウンさん、高須光聖さん、板尾創路さんを心から尊敬しております。

タグ

(86)
(17)
(17)
(10)
(8)

最新の記事

バーバー・歯
at 2015-03-25 20:40
すいぞくかんっ
at 2015-03-22 22:06
『鬼が来た!』
at 2015-02-14 21:02
ライブDVDはしっくりくるけ..
at 2015-02-06 02:20
Feu de camp
at 2015-01-30 01:13

以前の記事

2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月

記事ランキング

外部リンク

検索

その他のジャンル

画像一覧