ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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プラトン

大学の課題でプラトンに関するレポートを書きました。
といっても、自分は法学部生なので、ただの教養科目としての、そのまたさらに入門レベルのやつです。
元々、自分は哲学に対する興味はあまり持っていませんでした。
ただ、高校の時に経済思想や政治学の本を読んだり、話しを聞いたりしていく内に、哲学とはやはり我々社会の、もっと絞れば西洋社会の重要な根幹部分を担っていることを感じていました。そのため、今までは、近代哲学の入門書的なのをパラパラと読んでみたりはしていたかな。それもデカルトやカント、ハイデガー等の有名なやつです。なのでニーチェとかの現代哲学は何も知らないですし、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの古代哲学なんて、名前は聞いたことあるけど、うん、それだけ。中世哲学なんて、存在も知らなかったです。
そんな自分だけれども、せっかく大学に入ったので、哲学の原点である古代哲学を取ってみたわけです。
そしてそれは正解でした。楽しみな授業の一つです。まあ、基本的に全部楽しいんですけどね。

最初は「哲学」とは何か、ということを中心に講義が行われましたね。

「哲学」

哲学って言われても、なんかようわからんですよね。イメージし辛い。さらに、なんか理屈っぽいというか、無意味なことしてる、みたいなマイナスイメージも付き纏います。

では、哲学の語源とは何なんでしょうか。

それは、「phiro-sophia」です。まぁ、これは知ってますよね。これは、古代ギリシャ語で「知を愛求する」という意味だそうです。知を愛し求める。
「phiro-sophia」という言葉を最初に作ったのは、あのピタゴラスさんだそうです。当時この人は宗教団体の教祖様的な存在だったらしいですね。もう気持ち悪いくらいなんでも知っていたそうです。あ、ピタゴラスの定理っていうのは、別にピタゴラスが最初に発案したんじゃないらしいですね。なんでも知っていたから、そのようなイメージがついて、そう呼ばれるようになっただけだそうです。どうせこの法則もあの何でも知ってるキモいおっさんが考えたんだろもうそれでいいよ気持ち悪いしあいつの名前勝手に付けてやろうぜははははは的な軽いノリらしいです。

そんな何でも知っているピタゴラスさん。
そのピタゴラスさんに対し、ある日、偉い人がこう言ったそうです。

「あなたはsophos(知者)ですね」

すると、ピタゴラスはこう答えました。

「いいえ、私はsophos(知者)ではありません。phiro-sophos(知を愛し求める者)なのです」

どういうことか。
ピタゴラスは、「sophos」とは神だけであると考えていました。したがって、人間は永遠に「sophos」にはなれない。言い換えると、人間は永遠に不知であると言うのです。そして、人間は自らが不知であると自覚する必要がある。その上で、知を愛求することが、人間の在り方であり、それこそが「phiro-sophos」だと言うのです。

中々すばらしいですよね。人間、自らがもう極めた、と思ったら、成長しなくなります。いつまでも、ずっと、自分はまだまだだ、という思いが、幾つになっても人間を成長させます。
そういう意味で、人間は永遠に不知です。そしてそれを自覚する必要があります。「知」だと思ったらそこで終わりですからね。でも、自らが不知だといって、そこで諦めたり、開き直ったりしたら、もうダメなのです。それもそこで終わりです。そうではなく、一生届かないと知りながら、それでも知を愛し、そして一歩でも近づくために求め、努力する。それこそが、人間の在り方だ、とピタゴラスは説いているのです。

これは教授も言っていましたが、そういう意味で、哲学とは学問ではないのです。そして、哲学者とは、哲学を研究している人のことではないのです。世の中の学問全ての根幹の精神が「phiro-sophos」なのです。全ての仕事にも言えると思います。というより、生きている人間全てにいえると思います。だから、全ての人間は哲学者でもあるのです。


なんか話しが前後するような気になりますが、日本語の「哲学」とは、どのように生まれた言葉なのでしょうか。

これは、幕末に西周という人が「phirosophia」を訳して作った言葉なのです。
一番最初は哲学ではなく、「希哲学」だったそうです。これなら、だいぶ分かりやすいんじゃないでしょうか。そのままですからね。でもなんかなんやかんやあって、1874年、「哲学」になったそうです。なんででしょうね。まあ、「希哲学」って言い難いもんね。

西周さんのエピソードも面白いんですけど、もうさすがにこの記事長い。っていうかもう誰もここまで読んでないよね、たぶん。途中で切ってるよね。

まあいいや。

そして、題名のプラトンの話しは一切せずに今日は終了ー。また明日書きます。明後日かもしれない。
こうやって予告して書いた試しが一度も無いのでね、フラグ立てちゃったね。さあどうなることやら。

まあ、でもこんな初歩的なことはもう皆知ってるのかな。自分は恥ずかしながら何も知らなかったから、少し感動したんです。


あ、予告といいますか、「無知の知」ってことばあるじゃないですか。ソクラテスの。今のピタゴラスの話しにも通じそうな言葉ですよね、「無知の知」。
でもね、この言葉使うと教授が激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームになるので、もうこんな言葉忘れて下さい。
教授曰く、こんな言葉ないそうです。ソクラテス一回もこんな言葉言ってないそうです。世界でも言われていないそうです。昭和の日本人が勝手に作ったそうです。
今、もう教科書にこんな言葉載せるなキャンペーンをやっているそうですが、何より入試に出ちゃってるので、中々難しいそうですね。

今日は以上!













おわり
by hayashihiromu | 2013-05-28 21:07 | 普通

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