ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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ミャンマー紀行追憶記-2日目- vsミャンマー人少年×3

大学の宿題があったことが判明してしまいましてね。
それもフランス語。ネットでやれとかなんとか。
完全に忘れていて、もう最悪です。8月は色々なことを考えていて、いつの間にか忘れていた宿題。こんな経験は中学生までで十分ですよ。まさか大学生になってまでギリギリで宿題こなすとは夢にも思いませんでした。あああもうやだフランス語大っ嫌い。





2日目から何も進んでいないこのミャンマー紀行記ですが、ちょっと時間が無くて、お許しを。

今回は、もうあのような悲劇を繰り返さないために、ミャンマー人少年3人に囲まれてかつあげされた時の出来事を記述してみたいと思います。前もちらっと書きましたよね。


あれは、お寺巡りも終盤にさしかかった頃でした。さらに、日本人慰霊碑にも行き、心がなんだか、すん、とした感じで、感傷的になっていた時です。

事件現場はここです。
b0209652_02340100.jpg


今までも境内でパシャパシャ写真は撮っていました。それでも特に何も言われなかったため、普通にパシャパシャやっていた訳です。ここのお寺でもパシャパシャしていると、15歳くらいの少年が2人くらいこちらに近づいてきました。
それで、この写真を撮った後に、お寺の端っこへ行って写真確認をしていたら、少年2人に囲まれてしまった訳です。
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ミャンマー人の英語は、そもそもあまり聞き取れません。というのも、最後の音をなぜかあまり発音しないことが多いのです。例えば、「タクシー」なら「タキッ」と言います。この最初の「タ」も音が小さいです。

この少年達の言っていることもあまり聞き取れなかったのですが、どうやらここでは写真を撮るんだったら500チャット俺らに払え、と言っているようでした。


自分は、何せ初めての一人旅、ましてやミャンマーということもあって、結構用心深かったはずです。例えばお金は、決して財布に入れず、ズボンのチャック付きのポケットにしまっていました。それも、1つにまとめるのではなく、4個師団を形成してミャンマー市街に進軍していた訳です。第一師団は、低額のお札をまとめたもので、約700チャット。第二、第三師団は同じくらいのそこそこの金額で、1万チャットずつ。そして第四師団は15ドルでした。

結構大きめのミャンマーのお寺に外国人が入るためには、2、3ドル支払わなければならないんですよね。一番高くて、シェダゴォン・パヤーの5ドルです。そのために、ドルも少し持っていました。

500チャット、というと、日本人からすればかなり低額です。現在の正確なレートは分かりませんが、大体1円=0.1チャットと考えてもらえればいいかと。500チャットは50円ですね。

何の正当性があってこの少年達にお金を払うのかは甚だ疑問でしたが、まぁ50円くらいならいいか、と思い、支払うことに決めました。この、低額だからまあいいか、という気持ちが、後々ミャンマーでの破産、最終日の飢え+喉の乾きを招く訳ですが、それはまた後日。

前述した通り、自分は結構用心深かったはずです。しかし、お寺巡りの終盤、今まで何もなかったという安心感、そして感傷的で弱った気持ちの自分は、うっかりと少年達の目の前で札束を出してしまったのです。低額だったため、第一師団を航空機支援無しのむき出しで孤立させながら進軍させてしまったのです。

そこでふわっと空気が変わった気がしましたが、まぁ特に気にせずに、500チャットを少年達に差し出しますよね。そこで終わりだ、と思い、第一師団を即時撤退させようとすると、手をガッと掴まれてしまったのです。

びっくりしました。ミャンマー人と触れ合ったのはこれが最初でしたから。湿気が多い国ですが、手はガサガサなんですね。なんて思いながらもえ、え、え、なにこわいなになんでなんでよやめてよって感じでした。そうすると、少年2人が、その札束全部よこせ的なジェスチャーをするわけですよ。いやいやいや、自分はもう500チャット払いましたから。君達、何言ってんの?ですよね。しかもここお寺の境内ですよ。こんなところでえ、え、君達それかつあげですか?え、マジか。マジかお前ら。特別な信仰を持たない自分でも、例えば日本のお寺神社でそんなことはしないですよ。ここで若干引いてしまいました。

相手は、2人といっても、15歳くらいです。がりがりです。そして身長も自分より低いです。なので、最初は別にそんな怖くなかったんですよね。人だかりからは離れてはいましたが、そんな裏に連れて行かれて、的なのではなかったので。

さらに、自分はあれですよ、高校2年生の時に1年間体育の授業で柔道やっていましたから。みなとと一緒に柔道やっていましたから。ついぞみなとに一、二回、大腰が成功しただけでしたけれども、また、大腰がそこそこ出来る様になったから今なら勝てる!と思いタムタムに奇襲をかけたものの返り討ちに合って投げられましたけれども、でも、それでも柔道やっていた訳ですよ。いざ格闘戦になっても、まぁなんとかいけるかな、と思っていた訳ですよ。

さらに、ね、いくら低額といっても、それは自分が形成した師団なんです。これが一気に玉砕とかなったら、もう他のチャット達に、又ドルに対しても示しがつかないじゃないですか。もうこんな司令官の下について来てくれないですよ。まあ、後々簡単にぼったくられすぎてその悲劇が起こった訳ですが、それでもこのときはまだみんな自分の下で戦ってくれていた訳です。

確かに、低額ですから、すぐに補充は効きますよ。でもね、やっぱり10チャット札も20チャット札もお札なんです。ぼろっぼろで臭くてセロハンテープ貼られていたりしてましたけれども、立派な一お札なんです。お札は消耗品じゃないんです!ここで司令官たる自分が戦わなければ、一体誰が戦うんだと。よし、やってやろうじゃないか、ミャンマーの少年2人よ!


と、ここまで思って意気込んで一人で勝手に盛り上がっていたらなんかもう1人ミャンマー人の少年がやってきたので、第一師団全部あげちゃいました。



いや、3人はさすがに無理ですよ。ミャンマー滞在2日目からボコボコにされたくないじゃないですか。2人ならなんとかなりそうですけれどもね、うん、3人は無理ですこれはしょうがない。

師団とか勝手に言っていたけれども、所詮この札束は全部で200チャット、則ち20円くらいでしたから。いくらでもあげますよそんなもん。いや、3人は無理ですよ。


ということでね。もう十分承知でしょうが、外国で不用意に札束やお財布を出してはいけないんですよ、さもないと少年に囲まれますよ、3人目の少年来ちゃいますよ、という経験談でした。

でもね、自分にとっての20円が、あの子達の立派な生活の糧になるのだとしたら、それはそれでよかったんじゃないかな、と思って無理矢理自分を納得させています。3人は無理です。3人には気をつけよう。





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by hayashihiromu | 2013-09-15 01:19 | 普通

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