ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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ミャンマー紀行追憶記-4日目- 荘厳たるバガン遺跡の入り口は

4日目-日記-
朝3時半に起きて、空港へ。朝一の便でバガンへと飛ぶ。空港の待合室にて、日本人団体ツアー客を発見。声をかけてみようかな、と思ったけれど、あ、はい、え、それでなんですか?みたいな反応されたらその場で泣いちゃうから、断念。しかし、久しぶりに日本語で人と話したかったため、そのツアー客周辺で地球の歩き方を読んでみた。表紙をよく見えるようにした。しかし、気づかれなかった。

この日はバガン遺跡のある地へ飛び立つために、朝3時30分に起きました。ホテルから出ようとした時、なんとフロントの人がお弁当を渡してくれました。サンドイッチとゆで卵とジュース。めっちゃありがたかったです。

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早めに空港に着く様にしていたので、待ち時間が結構ありました。お弁当も食べ終わり、マリオカートをしながら時間を潰していると、日本人の団体がやってきました。年は自分より少し上で、20代前半って感じの人たち。久しぶりに聞く日本語に、少しテンションも上がる訳です。あーできれば少しだけ話したいなーなんて夢みたいなことを思ってましたが、そんな勇気はありません。逆に、こういう時の日本人ってすごい冷たそうですもんね。

そのため、これは自分から行くのではなく、相手に発見されちゃおうと思ったのです。ミャンマーに一人で来ているガリガリな若者ってなんか珍しがられるかなと。そこで、地球の歩き方を、表紙がよく見えるようにして読んでみたわけですよ。まぁ気付かれないですよね。そのうち、ガイドの人が「皆さんのチケット配布しまーす」ってやってきて、なんだかいいなぁーって。羨ましいなーって。こっちは一人で受付の人と時間掛かりながらドキドキしながら不安になりながらやりとりして、でもその苦労なんてないんだろ!ふん!何がツアーだ!甘えやがって!と一番思ってはいけないアホの極みみたいなことを思ってしまい、そんな自分に余計悲しくなりました。

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日記-4日目-
バガンへ到着しタクシー乗り場へ向かうと、東アジア系の人が声をかけてきて、タクシーをシェアしようと言ってきた。承諾して乗り込むと、その人はタクシーの中で、自分は日本人だと言った。そうしたら幸か不幸か、運転手が日本語を囓っていたため、色々日本語でその人に話しかけた。運転手さん、全部シカトされていた。かわいそうだった。運転手さん、そこそこ日本語上手かったよ、自信もってね。

飛行機に乗って1時間30分ほどすると、バガン遺跡が見えてきました。
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写真ではよく分かりませんが、飛行機からの景色は、それはもう見事なものでした。朝日に照らされたバガン遺跡が、至る所に点在しているわけです。なんだか、おもちゃの模型を見ているような、そんな現実離れした景色でした。遺跡を上から見ると、本当に不思議です。

飛行機から降り、なんとか荷物を受け取り、空港から出ようとすると、東アジア系のぽっちゃりしたおっさんが英語で話しかけてきました。一瞬日本人かな、と思い、その時手に持っていた地球の歩き方をさりげなく目線にかざすようにしてみましたが、反応が無かったため、きっと中国か韓国の人なんだろうな、と思いました。

「君、ホテルは取っているの?」
「はい、とっていますよ」
「それって一泊いくらよ」
「ネットで取ったので、正確な値段はわかりませんが、だいたい20~30ドルくらいですねー」

とここまで言うと、その東アジア系の人は20~30ドル‥と悩み始めました。
そこで、一瞬「シェアしない?」と言われました。自分はそんなこと予想外ですし、しらない外国人のおっさんと同室とかありえないので、思わず「は?」と微妙な表情で聞き返し、「ルームシェアはちょと厳しいですね」と言うと、「いやいやいや、何言ってるの、タクシーをシェアしようと言ったんだよー!hahahaha自分もそのホテルにするからさーhahahahahahaha!!」みたいな感じできたので、ああ、なんだ、自分の早とちりか、ごめんね〜、一人旅でちょっと不安だったから〜と謝ると、「hahaha気にしないよ!」と気さくに言ってくれたので、一緒にタクシーに乗り込んだ訳です。

一緒にタクシーに乗り、行き先をタクシーのお兄さんに告げました。するとお兄さんは自分達に英語で「何処から来たのー?」と尋ねてきました。自分も、そのおっさんの出身国をまだ聞いていなかったため、どこからきたんだろうと思っていると、即答で「Japan!コンニーチワー!!」と元気一杯に言いました。

まさかの答えです。一瞬頭がふわっとなりました。何言ってるのこのおっさん。全然こんにちは言えてないじゃん。

すると、なんとタクシーのお兄さんが「こんにちわ!日本ですか。私、少しなら日本語喋れるんですよ」と流暢に返した訳です。完全に東アジアのおっさんより流暢に日本語を操っていたわけですよ。バガンには日本人も団体ツアーとかでそこそこ来るらしいので、それでですかね。

え、何これ、何これ、と純粋な日本人である自分はなんか変な気持ちになりますよね。異国の地で外国人2人が日本語でコミュニケーションしている訳ですよ。片方は明らかにおかしいですし。こんな場面には中々出くわさないですよね。

そこで自分はちょっとわくわくしてきました。このおっさんどうするんだろう、相手そこそこ日本語あやつってますよ、おっさん、どうするのおっさん、どうやってこの場を切り抜けるつもりなの、と。そしたらそのおっさん、まだ懲りずに「コンニーチワー!!アリガート!!」とか言っているわけです。たぶん全然日本語分からないんでしょうね。相手がそこそこ喋っていることに気付いていない感じでした。

するとタクシーのお兄さんはその無機質な挨拶の連呼には軽く対応し、「日本のどこから来ましたか?」「ミャンマーにはいつから来ていますか?」「ミャンマー楽しいですか?」みたいなことをおっさんに尋ね続けていったわけです。そうすると、おっさんもさすがにこいつマジで話してるな、ってことを悟ったのか、急に無口になり、無表情でずっと前方一点見つめになりました。

おいこのおっさんマジかよ。ぶん投げですか。ちょっとあの顔は面白かったですけどね。あれだけ元気に「コンニーチワー!!アリガート!!」と言っていたおっさんが、何事も無かったのかのように無表情で前方一点見つめですから。
ここで自分が入ってもよかったんでしょうけれども、なんだかそれって、このおっさんを肯定するようで嫌だったんです。明らかに嘘ついてますからね。

タクシーのお兄さんは、いくら話しかけても無視されるので、段々泣きそうな顔になって、気付けば車内は無音に。そこそこ日本語上手かったよ自信もってね。ごめんね。



日記-4日目-
自分のホテルに到着し、降りたら、その自称日本人もおりてきた。どうするのかなーと思ったら、ルームシェアをせがまれた。しかし、英語が全くわからないアホな東洋人を演じたことで、なんとか回避。自称日本人は、仕方なく自分で部屋を取っていた。こっそりチェックインの紙を見てみると、コリアと書かれていた。俺が日本人だってことは多分分かっているはずなのに、なぜ突然日本人を名乗ったのだろうか。その後も、ツアーをシェアしようと言われたが、知らない外国人のおっさんと一緒にバガン遺跡を巡りたくはなかったため、また、人見知りな自分にはハードルが高かったため、拒否。


タクシーから降りて、自分は受付にチェックインしにいこうと進むと、自称日本人が引き止めてきました。そして、「ルームシェアしない?」とここで言ってきた訳です。びっくりですよ。こんなの完全に輩のやり口じゃないですか。詐欺です。ちょっとした脅迫です。これはもうまともに取り合っていては、なんだかんだでやられてしまう、と思い、英語ができないアホな東洋人のふりをして、ずっとにこにこ笑い、時たまよくわからない言葉を口走り、たまにnoしか言わない機械へと変貌しました。ちょっと無理がありましたけれどね。さっきまでコミュニケーションとってましたから。でも、それでその場を動かずにずっと上記の状態でいると、さすがに諦めたみたいで、自称日本人は一人で受付に行きました。

咄嗟の対応としても、あまりよくなかったと思いますが、なんとか力技で切り抜けられましたよよかった。おっさんはチェックインを始めたので、別の受付で自分もチェックインをしていました。そこで、ふと気になって、こっそりそのおっさんの国籍を見てみると、日記の通りでした。

自分のことは日本人だってことは多分分かっていたと思うんですけれどね。地球の歩き方見せていたんで。見た目は東洋人ですし、韓国の方だったら、ひらがなの意味は分からなくても、それが日本語だってことは分かると思いますしね。なぜ無意味な嘘をついたのか。自分に気を使ったのかな?
でも、日本人じゃない人に日本人を名乗られると、やっぱりあまり良い気はしないですね。外国では、それこそ自分の国を代表する気持ちで行動することを心がけるじゃないですか。自分の行動で、その国のイメージが、その人にとって悪いものになる可能性がある訳ですから。ですから、どんな場合でも、そこは自分の国でいってほしいですよね。


そんなこんなでバガン遺跡へ入っていった訳です。ですが、入り口部分でこんなに文字数を使ってしまったため、本番のバガン遺跡のことはまた次回に。ではではー。


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つづく
by hayashihiromu | 2013-09-19 17:11 | 普通

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