ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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ミャンマー紀行追憶記-4日目- 夕日に照らされた遺跡は、やはり遺跡なのか、はたまた自分の心なのか

いつまでやってんだって話しですが、まあ、せっかくなんで。

そもそもバガンとはどういうところなのか。
何度も述べていますが、アンコールワット、ボロブドゥールと並び、世界三大仏教遺跡と称されている地で、この地域一帯には、11世紀から13世紀に建てられた寺院が約3000を超えると言われています。
当時のバガンは、最初のビルマ統一王朝であるパガン朝の都であったらしいです。古都ですね古都。
カンボジアのアンコール朝をはじめ、様々な国の人が集まり、仏教研究が盛んに行われていたらいしいです。(Wikipedia参照)


日記-4日目-
夕方、時間が余ったため、原付を借り、夕陽に染まる遺跡の中を爆走。途中、ミャンマーの少年達に並走され、そこからツーリング開始。夕焼けに照らされた遺跡は、それはもう、綺麗で、本当に綺麗で、ただただ、綺麗で。犬の遠吠え、飛び交うビルマ語、砂の匂い、紅い空気、散らばった歴史、そんな中を心地よい風を受けながら走ると、自分がここにいないような、別の星にきたような、そんな気分になった。こんな感じでアホみたいに感傷に浸っていると、オカリナを落とした。オカリナ、紛失。


馬車旅が終わり、ホテルに着いた時点で、たしか4時頃だったと思います。早起きで少し疲れていたため、少しホテルの部屋で休憩。けれども、1時間ほど仮眠を取ると、あっという間に疲れがとれました。ホテルの外に出てみると、太陽が少し傾いてきていたため、ああ、夕日の中でバガン遺跡を見れたなら、それはもう綺麗だろうな‥。と思っていると、すぐそばに原付が何台か置いてあることを発見しました。

そういえば、外国人が自転車や原付に乗りながら遺跡を巡っていたな、ひょっとして、これって借りれるのかな‥‥?とその原付の周りをぐるぐる周りながら考えていると、同い年くらいのフロントの女の子が出てきて、「乗りたい?1時間1500チャットなのを1000チャットにするから乗りなよ!」と言ってくれました。

ちなみに、このバガンのホテルの女の子、ちょっとした勘違いから、自分に凄く優しくなったというか「あなたのためになんでもするわ!」的なことを言われてしまうに至ったのですが、それはまた機会があったらということで。

というのもなんなんで、軽く触れると、仮眠が終わり、ホテルの外に出たとき、ふと、ホテルの玄関のガラスに反射している自分を見て、「あれ?おれ今ワイルドなんじゃない?」と思ってしまったわけです。「あれ?あれれ?おれ今ワイルドでムキムキなんじゃない?ねえ、これムキムキでしょ絶対これねえねえ」と思ってしまい、何枚かその映る自分を写真に収めるという背筋の凍るようなクソみたいなきっもちのわるい行動をしてしまいまして、まあ、その写真がこれなんですけれども、
b0209652_2372896.jpg

ね、案の定がりがりなわけで、見るに耐えない訳で、ちょっとかっこつけた感じがさらに痛々しいというか気持ちの悪いゴミクズ感満載で、っていうかそもそも小さくてよくわからんのですが、ちょっとこれから話し繋げるための証拠写真として載せてる的なあれなので、我慢してほしいのですが、いや、もうたぶん色々とテンション上がっていて頭おかしかったのでしょうね。でもその時は何も気付かず、「ああ、やっぱりおれワイルドになってるわこれ‥。とうとうワイルドになっちゃったよもうどうしようこれまいったなもうムキムキになってしまっている所存でございますよこれ」って感じでその場で撮った写真を見ていました。
すると、フロントにいた同い年くらいの女の子が出てきて、「写真を見せて」というわけですよ。こっちはなんかもう人見知りな上に、さらに女性となるともう自分とは別の生命体という認識になってしまっているので、というのも高校時代、人とほぼ会話を交わさない生活を送っていたのですが、特に異性の方々との高校三年間での総会話時間は多分20分にも満たないレベルであると思うので、そもそも自分の文化にないんですよ。完全な共学でしたけどね。
っていうかそもそも写真見せて、とか意味が分からなかったので、拒否すると、「私のこと撮っていたでしょ?」という訳です。

上記の写真を撮っていたとき、この写真では分からないのですが、このガラスの後ろでその子がいたんですって。そんで、自分が何枚もガラス越しにその子を撮っている、という感じになってしまっていたみたいです。あ、これこの子ちょっと勘違いしているな‥とそれに気づいたものの、さすがにガラスに映る自分を撮っていた、みたいな吐きそうな言葉言えるわけないじゃないですか。だから「ごめんね、消すよ」と言おうとしたのですが、「まあいいわ、大事にしてね、ここにいる間、なんでも言ってね!あなたのためならなんでもするわ!」的なことを言われてしまった訳です。

その後、まあいいや、と思い原付周りをうろちょろしていたら、その子がまた出てきて、原付レンタル料をまけてもらったのです。そこはただじゃないんだ。


そこから、古都、バガンを原付で走り回る旅に出立しました。
本当に気持ちがいい。
自分は、もう普通免許を持っていますが、原付にはまだ乗ったことが無かったのです。初めてでしたが、持ち前のセンスと運動神経と筋肉の塊でなんとか乗れました。ただ、安全運転を心がけていたので、もう後ろから鳴らされる鳴らされる。っていうか、ミャンマー人にとってのクラクションって、なんだろ、もうコミュニケーションなんですよ。とりあえず他の車やバイクを見かけたらクラクション、邪魔じゃなくてもクラクション、みたいにね。でも自分は完全に邪魔だったと思います。
途中、自転車に乗った小学生くらいのミャンマー少年軍団に並走されました。なんかビルマ語で言ってましたが、何も分からないので、とりあえずずっとにこにこしていると、途中から何も言わなくなりました。でも、ちょっと有名な遺跡まで連れて行ってもらえて、嬉しかったです。もうそこさっきの馬車旅で行ったところだけど。

でも、なんだか、こんなに気持ちのいいことがあるんだな、っていうくらい気持ちよかったです。ほどよい暖かさと、柔らかくて気持ちのいい風を全身に浴び、左右にはどこまでも広がる草原と、夕日に照らされた遺跡。ああ、もう、本当に気持ちがいい。自然と笑みが零れてきて、大声を出してみたくなって。すれ違う人皆に挨拶したくなって。こんにちはー、元気ですかー、気持ちいいですねー、楽しいですねー、楽しんで下さいねー、あ、こんにちはー‥‥。欧米の人は、向こうからにこっと笑ってくれるので、余計に気持ちいいなー、いいなー、ここはどこなんだろう、ここはどこなんだろう、ってなってしまいました。途中、原付を小さな遺跡の前に止め、その中に入り、オカリナを吹きました。時の神殿にワープしそうな、嵐がきそうな、エポナがきそうな、壮大な物語が始まりそうな、そんな曲を吹いて、また原付に乗り、あー、気持ちいいなーとなり、また、原付を止め、小さな遺跡に入り、オカリナを吹こうと思ったらオカリナが消えていた。

ポケットに入れていたので、多分走っている最中に落としちゃったんですよ‥‥。ああ。せっかく買って練習してたのに‥。

その後、元来た道を辿って、オカリナを探しましたが、とうとう見つかりませんでした。





ミャンマー滞在4日目にして、古都、バガンで、オカリナ、紛失。









日記-4日目-
ホテルに戻り、外のベンチでまったりしていると、客待ちのバイク乗りのおっさんが話しかけてきた。そこから30分ほど談笑。このおっさん、彼女が10人いるらしい。自分の持っていたiPadに興味心身で、感嘆しながらペタペタしていた。値段を尋ねられたため、教えると、顔面が蒼白に。ミャンマーの平均月収は約9000円。まぁ観光客相手の商売は儲かると思うんだけどね。外国の通貨を集めるのが趣味ということで、野口さんをあげた。約10ドルだよ、というと、拝まれた。なんだか失礼なことをしたように感じた。



ミャンマーの人からしたら、自分はそこそこらしいですね。ヤンゴンでのタクシーのおっさん(名前はラッキー)にも、このバイク乗りのおっさんにも、「君は何人ガールフレンドがいるの?」とにたにた笑いながら聞かれました。まあ、ただ、生憎自分は肥溜めの奥深くに沈んだビニール傘レベルで存在価値の無いどころか人畜有害な人間であり、ここは空気を読んで「20人さ!」とか言えればいいんですけれども、残念ながらそんなことも言えないレベルな人間なもんで、何も答えないでいると、向こうが今度は12?10?5?とかなぜか当てにこうようとしてきてしまい、そこでまた適当に頷いておけばいいものの、そこまで思考が回らないほど頭の中まで引きつってしまっており、最後はぼそっと自分から「0‥」というと、おっさんは「またまたー」というのですが、それでも引きつりながら黙っていると、おっさんが急に悲しそうな顔になり、「I don't believe‥」と、なんか、なんでそんなことも言ってくれないの?みたいな、たしかにさ、俺らは住んでいる国は違うし、育った環境も違う、でも、それはさ、やっぱり全ての男の共通の話題じゃん、それすらも拒否して言ってくれないって、ああ、そうですか‥みたいなそんな悲しい声を発せられるという悲劇を、結局3人の別々のおっさんに対して3回繰り返してしまいました。
っていうかミャンマーのおっさんの女性事情が酷すぎでしょ‥。タクシーのおっさん(名前はラッキー)も2人か3人いるっていってたし、どうなっているんだ‥。なんか、ステータスにしてる感じが腹立つというか、そんなんじゃないだろうと。

まぁ、軽い社交辞令だと思っておきましょう。




そんなこんなでバガン1日目は終わりました。残すところあと2日分。さらっと書きますので、はい。




夕日の一番良いときは、カメラで撮るの忘れて見入ってしまっていたため、残念ながらないのです‥。まぁ、それにしても写真下手だなー‥。今度は純を背負って行きましょうか。
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つづく
by hayashihiromu | 2013-09-28 00:00 | 普通

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ダウンタウンさん、高須光聖さん、板尾創路さんを心から尊敬しております。

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