ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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ミャンマー紀行追憶記-5日目- バガン遺跡、その先に待っていたのは

これ、バガンのガソリンスタンドらしいです。
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ペットボトルに入っているものがガソリンだとか。衝撃。



日記-5日目-
午前中、また馬車をチャーターし、昨日とは別方向のバガン遺跡へ。ここでは、自分が遺跡に降り立つ度に、子供達が色々物を売りにきた。本当にしつこく来るので、なんだか可哀想になり、顔面が4つある変な小さな土器っぽいものを10ドルで購入。馬車のおっさんにそのことを話したら、「は?それが10ドルとか高すぎでしょ。君ぼったくられてるよ何してんの?2000円で頑張ってる俺の身にもなってくれよ」的なことを言われた。ごめんなさい。


この日は、夕方の飛行機でヤンゴンへ帰る予定だったため、それまでの時間を観光に費やすことに。結果から言って、バガンは3日以上の滞在がベストだと思います。1日目は、馬車でもタクシーでもバイクでもいいので、現地の人に有名なところを案内してもらう。2日目は、自転車か原付で、自分達だけで探検。そんで3日目に帰る、みたいな。

自分は2日間だけでしたが、まあ、それでも満足はできました。
この日は、前日とは違う方向へと馬車を走らせてもらいました。天気は少し曇っていたため、涼しくてよかったです。

この方向には、子ども達がたくさんいました。
人が住んでいるところが近かったんですかね。学校もありました。
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この学校は、午前に1つ授業をやり、一旦家に帰宅。そして午後にまた登校し、授業を1つ受ける、というものらしいです。いや、やっぱり教育って重要ですね。日本には感謝しないといけませんなーと思いました。

そんなわけで、遺跡にも子どもがたくさんいました。ものを売って来る子どもが。
ちょっと辛かったですねー。必死で売ってきますから。また、なんか小さい子どもが描いた、すごい下手くそな絵なんかを、「これ私が描いたんだ!」とこられると、泣きそうになります。さすがにそれは買わなかったですけれども。

基本的には買わなかったのですが、あまりにもしつこい男の子がいまして、それがなんか、顔面が4つ張り付いた小さな彫刻みたいなやつで、これ一体なんだよ、いらねぇよ、って感じだったのですが、「トモダチ!ヤスイ!」を連呼してくる訳ですよ。結構片言の日本語喋る人がいるんですよね。「トモダチ!ヤスイ!カウ!」と連呼されて、え、マジで?友達なの?本当にそれ言ってるの?こんな腐って中身に虫が湧いたアップルパイみたいな自分と君が友達なの?え?マジで?マジなの?おっと話しが変わってきたよ、となり、話しに乗ってしまいました。どうやら、本来15ドルのものを、自分は彼と友達だから、10ドルで売ってくれるというのです。友達っていいね。うれしいね。

それでも、やっぱりどこか疑わしく、自分は「友達?」と聞いてしまいました。すると、その少年が即答で「トモダチ!」と言ってくれたので、ああ、なんて野暮な質問をしてしまったんだ、友達に友達かどうか聞くなんて、そんなことしちゃあダメですよね、自分達は友達なんだよね、やった、異国の地で友達ができたよ!と歓喜し、その分けの分からない物体を10ドルで購入しました。

遺跡から馬車に戻って来ると、馬車のお兄さんが「遅かったね、何してたの」と自分に聞いてきたので、これ10ドルで買ってた、といって例の物体を取りだすと、「は?それが10ドルとか高すぎでしょ。君ぼったくられてるよ何してんの?2000円で頑張ってる俺の身にもなってくれよ」的なことを言われてしまいました。友達が1人減りました。

日記-5日目-
真っ暗な遺跡の中に潜入。ボランティアで道案内してくれている少年が、不意に天井をライトで照らし、見て、と言う。なんだろう、と思い天井を見上げると、ビッシリとこうもりが張り付いていた。なんだかきーきーうるさいな、と思ったらこいつらだったのか、と思った刹那、そのあまりの気持ち悪さに発狂してしまい、持っていたペットボトルを紀元前からある遺跡の中でぶちまける。少年に本気で引かれ、そこから心無しか距離をもたれる。


遺跡が集まっているところがあり、そこをふらふら歩いていると、少年が一人ものを売りにきました。バガンの遺跡では、ボランティアで道案内や説明をしてくれる人がたまにいます。最後に、自分の店の商品を見せてくるのですが、「別に買わなくてもいいから」を連呼してきて、たぶん外国の方なので、本当に買わなくてもいいからそんなことを言っているのでしょうが、自分からしたら無言の強制というか、ボランティアの義理というか、そんなので結局買ってしまう訳です。

ここでは、そのボランティアの人が見当たらなかったため、ちょうど近づいてきた少年に道案内を頼んでみました。商品買ってあげるよ、あと、これ(虫除けバンド)もあげるよ、というと、了承。現地の子どもは身に付けているものを欲しがりますねー。パーカーや腕時計をはぎ取られそうになりました。でも、代わりに余っていた虫除けやポケットティッシュをあげたら、それでも喜んでくれたため、よかったです。

そんなわけで、少年に案内や説明をしてもらっていたのですが、途中、暗い遺跡の中へ入ると、きーきーという音が自分を包みました。なんだかうるさいな、とは思っていたのですが、そこまで気にせず、普通に少年の後ろについて歩いていると‥‥。日記のような悲劇が起こってしまったわけです。それまで比較的懐いてくれていた少年の、あのドン引きした顔は忘れられません。ごめんね。でも、天井にびっしりと張り付いたコウモリは、だめでしょ。普通にだめでしょ。


日記-5日目-
午後、空港に着いた直後にスコール。俺が観光し終えるのを待っていてくれてたんだね。ありがとうバガン。

そんなこんなで観光が終わり、いよいよバガン出立へ。
空港へ向かうタクシーに乗ると、昨日のフロントの女の子が外まで出てきて、ずっと見送ってくれました。空港に到着すると、その直後に経験したことがないようなスコールが。自分が空港に着いた直後にこれって、、、。バガン、ありがとう!!


日記-5日目-
ヤンゴンに到着すると、初日、俺からタクシー代をぼったくり、2日目、謎の本気を出してヤンゴン市内全てに連れて行ってくれたおっさん(名前はラッキー)がなぜか俺を待ち構えていた。こわかった。

車内でおっさんに、「バガンはめっちゃ暑かったよー」と言ったら、何をどう思ったのか、はたまた聞き間違えたのか、車内の冷房を最大にされる。まるで吹雪。さらに、全て俺の顔面にくるように風を調節されてしまい、目が開けられなくなる。しかし、一応善意でやってくれているため、何も言えなかった。



夜、ヤンゴンの空港へ着き、さて、これからどうするか‥と思ってゲートを出ると、あれ、なんかこのおっさん見たことあるな、えーっと、あれ、なんかめっちゃ笑顔なんだけど、え、なんか自分のことめっちゃ見てるんだけど、手を振り始めたんですけれども、え、何、何、と恐怖を感じたところで思い出しました。ラッキーです。

いや、思い出したところでやっぱり怖いよ‥。たしかに、この日にヤンゴンに帰って来るとは言ったけど、言ったけどさ‥。まさかずっと待ってたの‥?いや、嬉しいよ、嬉しいけど、でも怖いよ‥。

バガン遺跡、その先に自分を待っていたのは、おっさんでした。





はい、バガンが終わりました。
ここは、本当にいいところでした。馬車が気持ちいい。なんだか、別の星に来ているような、そんな感覚を、本当に覚えました。悪いことなんて、この世にはないんじゃないかな、と錯覚してしまうほど、のどかで、気持ちがよくて、それでいて、歴史が重い。いいですね。いいですね。

また訪れたいです。


あ、ちなみに、自分を案内してくれた馬車のおっさんはこの人。
この写真を見せると、馬車代が安くなるそうです。
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つづく
by hayashihiromu | 2013-09-28 20:26 | 普通

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