ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

人生初の☆金縛り☆

数日前のことです。



自分は、深夜1時頃まで、YouTubeで動画を見ていました。初め、ダウンタウンさんの動画を見ていたのですが、そこから関連動画を巡り、「ドッキリ番組」の動画に辿り着きました。その番組は、テレビタレントだけでなく、それを職にしていない普通の人にまでドッキリを沢山仕掛けていたため、それがなんだか新鮮で面白く、深夜まで見ていたのです。一通り堪能すると、眠たくなったため、ベッドに入りました。すぐに、夢の中に行きました。


夢の中で、自分は、ドッキリ番組のカメラマンとなっていました。マジックミラー越しに、或る部屋の中を撮影していたのです。机が一つと、椅子が二つあるだけの、小さな部屋でした。その部屋には、2人の男がいて、椅子に座っていました。1人は、どうやら仕掛人。もう1人は、ドッキリのターゲット。そのターゲットは、テレビタレントではなく、それを職としない、どこにでもいるような、20歳前後の男の子でした。


これが、どのようなドッキリなのかは分かりませんでしたが、何故だか自分は全てを当然のように受け入れ、しっかりと、部屋の中を撮影していました。マジックミラーの中で撮影しているので、絶対に物音を立ててはならない、とのプレッシャーが凄まじく、真剣に、良い画を撮ることに集中していました。


ターゲットの男の子は、早く〇〇を連れてきて下さい、と言っていました。仕掛人は、まぁまぁ、と、はぐらかしています。そのようなやりとりがずっと続き、自分は、ひたすらそれを撮影していました。

すると、段々男の子の様子がおかしくなってきました。初めは落ち着いていたのに、急に顔面をくしゃくしゃに歪め、「早く〇〇を連れてこい!!」と怒鳴り始めたかと思えば、いきなり笑顔になり、甘い声で「早く〇〇を連れて来て」とお願いし、次の瞬間には、泣きながら「早く〇〇を連れて来てよぉーーーーー」と懇願していました。

自分は、心底気味が悪くなったものの、撮影を続けました。仕掛人はというと、それでも、まぁまぁ、とはぐらかすばかりでした。



ここで突然、自分は、これが現実ではなく夢である、と、気付きました。夢の中で夢に気付くことはよくあることです。あまりにも不条理で訳の分からないことが起こると、夢である、と気付くのです。しかし、夢であると気付いたとしても、そこでどうにかなる訳ではなく、自分はいつも、夢の世界に身を委ねていました。


 

自分が、これは夢である、と気付いた時から、男の子は、さらに異常性を増していきました。だんだんと言動が激しくなり、早く〇〇を連れてこいよおおおおおおおおおおおおおおおおお、と怒鳴ることしかしなくなりました。時に頭を掻きむしり、ああああああああああああ、と奇声をあげ、暴れ始めました。表情は、段々と歪みに歪み、あの、芸人さんで「悔しいです!」っていう人いるじゃないですか?まるでその芸人さんのその時の顔のようなものになっていきました。テレビで、ギャグとして見ると、その顔は面白いかもしれませんが、そうでない場面で、普通の人の顔がどんどんあのように変化してくると、怖いなんてものではありません。気持ち悪い、なんてものではありません。


それでも、自分は、夢と気付いているのにも関わらず、撮影を続けていました。しかし、夢と気付いたことで、マジックミラー越しの撮影に対する集中、というものが低下していました。だから、ここで初めて気付いたのです。



男が、連れてこい、と言っている〇〇には、人の名前が入っていました。それは、自分の名前でした。



なぜ、今までそのことに気付かなかったのか、なぜ、この男の子が自分を探しているのか、そのような疑問が一瞬頭をよぎりましたが、そこに考えを巡らせる間もなく、一気に恐怖が胸から溢れ出し、夢の中なのにも関わらず、息が苦しくなり、胸が圧迫され、動悸が激しくなり、吐き気が沸き上がってきました。


夢の中の自分は、小さな隙間に入り、その隙間の入り口にマジックミラーを置いて、撮影していました。そのため、四方を壁に囲まれており、身動きが取れない所でした。夢なのに、その閉塞感をリアルに感じ始め、早くここから出たいけれども、出る為には目の前のマジックミラーを外さなければならず、そうすると、あの男の子に見つかってしまう。さらに、今ここでこの物音を立てたら、ここに自分がいることを気付かれてしまう、という思いも相俟って、恐怖でただただ固まっていました。


早く目が覚めろ、目が覚めろ、と念じても、一向に醒めない。男の子の動きは、どんどん激しくなる。夢の中なのに、汗がどんどん出て来て体中がびしょびしょになり、動悸が激しくなり、呼吸も激しくなり、その激しくなった動悸や呼吸でバレるのではないか、と思い、焦り、また動悸と呼吸が激しくなり、との循環の中にいると、なぜだか、自分は、カメラをその男の子に向かってズームしていきました。


自分でも訳が分からなかったのですが、どんどん、男の子にズームしていきます。男の子は、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、と奇声をあげ、声をからしながら、早くあいつを連れて来いよおおおおおおおおおおおおおおおおと怒鳴ていましたが、自分はズームを止めることができずに、やがて、カメラに映る画面が、全てその男の子の顔で埋まった、その瞬間、男の視線がカメラを捉え、いや、カメラ越しの自分の視点を捉え、もう、自分の瞳孔と相手の瞳孔が線で結ばれたかのように、しっかりと目線が合いました。


すると、体全身に衝撃硬直し、男の子の目線から、自分の視線を離すことができなくなり、頭が真っ白になっていると、男の子の目が尋常ではないほど見開き、にたぁっと口角が釣り上がり、自分に向かって、






「みつけた」











その一言が発された瞬間、自分は夢から醒め、目が開いたのですが、いつも通りの部屋の、いつも通りのベッドに横になっていたのですが、血管に冷水を流し込まれたかのように、お腹の辺りから体全身、足の先、手の先、そして顔、頭までもが一気に冷えていき、それと同時に、体が全く動かせなくなってしまっていました。


夢から醒めたものの、あの男の子の視線と声が頭から離れず、あまりの恐怖に、心臓の音が体の中を跳ね回り、頭蓋骨の中を跳ね回り、頭がガンガンしていました。クーラーや扇風機はつけていなかったため、部屋の中は暑いはずなのに、又、布団を被っているのにも関わらず、凍えるほど寒くなり、体が震えそうになるものの、一ミリも体を動かすことができない。


どんどん体全身が冷たくなっていき、もう、本当に、尋常ではないくらい冷たくなっていき、それと同時に、このような状況なのにも関わらず、何故だか、これまた異常な程眠たくなってきたのです。


その眠たさに負けそうになり、目を閉じると、すぐにあの夢の世界、あの部屋、そして、男の子の顔が目の前に現れ、その男の子が何かを言おうとするので、なにか、これはまずい、本当にまずい、と感じ、目を開けるものの、相変わらず、体は動かず、全身は冷たく、体の芯から冷たくなっていて、どうしよう、どうしよう、と思っていると、また異常な程眠たくなり、目を閉じてしまうと、その瞬間にあの男の子の顔を出てきて、また何かを言おうとするため、必死の思いで目を開ける、というのをそれから延々繰り返しました。


もう死に物狂いで、なぜか、本当に、どこかにいってしまいそうな気がして、異常な眠たさと闘い続け、どれくらいの時間経っているのか分からない程、闘い続け、気付いたら、外は明るくなってきていました。









あれは、全てが夢だったのでしょうか。金縛りにあっていたり、全身が冷たくなったりしていたのも、夢、だったのでしょうか。


あの男の子は、なんで、自分のことを探していたのでしょうか。

そして、自分は、みつかってしまったのです。目線が合った時のことを、はっきりと、覚えています。

夢にしては、あまりにもはっきり覚えています。あの全身の冷たさは、異常です。まるで、体温が全て削ぎ取られたかのような冷たさ。もし眠ってしまえば、その瞬間、自分が死体になってしまうかのような、冷たさ。


もし、あそこで、もう一度眠りに落ちていたら、自分はどうなっていたのでしょうか。


全てが、科学的な偶然で片付けられるものなのかもしれません。しかし、それだけなのでしょうか。


もし、次、また、あの男の子が夢に出て来たら。そして、また、見つかってしまったら。自分は、一体、どうなってしまうのでしょうか。


皆様も、夢の中で、誰かに視線を合わせることは、くれぐれも、気をつけて下さい。











おわり



by hayashihiromu | 2014-08-14 16:58 | 普通

メモ帳

ダウンタウンさん、高須光聖さん、板尾創路さんを心から尊敬しております。

タグ

(86)
(17)
(17)
(10)
(8)

最新の記事

バーバー・歯
at 2015-03-25 20:40
すいぞくかんっ
at 2015-03-22 22:06
『鬼が来た!』
at 2015-02-14 21:02
ライブDVDはしっくりくるけ..
at 2015-02-06 02:20
Feu de camp
at 2015-01-30 01:13

以前の記事

2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月

記事ランキング

外部リンク

検索

その他のジャンル

画像一覧