ヘンリーヘンリーズのギター担当。


by hayashihiromu

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『鬼が来た!』


ストーリー
第二次世界大戦下の1945年。中国華北地方の万里の長城にほど近い、大河に面した村。村には日本海軍の小部隊が駐留していた。村に住む青年・馬大三の元に、夜半突然1人の男が現れ、馬に拳銃を突きつけながら二つの麻袋を預かるようにと脅して去っていった。その麻袋には日本陸軍兵と中国人の通訳が入っていた。村から日本海軍の宿営地までは程近く、日本陸軍の兵士も徴発のために村に出入りしている。日本兵を捕らえていると知られると村人達の命が危ない。日本兵と中国人の、奇妙な友情と悲劇を描く。(Wikipedia)




久しぶりに映画を見ました。衝撃的でした。『鬼が来た!』は2000年に制作された中国映画で、カンヌ国際映画祭で賞を取っている作品です。主役級の日本兵は香川照之さんが演じられております。

この映画は、松本人志さんの映画評論集『シネマ坊主』の中で絶賛されていた数少ない作品でして、それ故、高校生の頃に見ようと思ったことがあったのですが、如何せん白黒映画で音もたまに割れてるし撮り方もなんだか古い感じだしなんかもういいや、と序盤で断念してしまっていました。それをまた改めて見たのですが、いやはや、とんでもない映画ですねこれは。

時代は第二次世界大戦時、日本軍に占領されていた中国の貧しい村での話しです。突然「私」としか名乗らない謎の男が、麻袋に詰められた香川照之氏演じる日本兵と中国人の通訳者を連れてきます。そして5日間日本兵にバレないように監禁し、尋問しておけ、とだけ言い残して去っていくのです。しかしその謎の男は5日を過ぎても一向に現れる気配がありません。香川照之氏演じる捕虜日本兵が「俺を殺せーー!!」と怒鳴り続けるものの、この日本兵を殺してしまえば、今度は謎の男に殺されるかもしれない。村人はどうしたらいいか分からず、仕方なくかくまい続ける訳です。しかし、時が経つにつれ、そのうち日本兵と中国人の村人の間で心の交流がなされていき、、、という話しですね。

もちろんそれだけで終わる訳ではなく、この後大きな凄まじい展開が何回かあります。すーさまじい展開が何回かあります。

中国や韓国、又はアメリカが日本軍を題材にした作品を作る時、どうしても反日プロパガンダ的というか、理不尽なまでに日本人が絶対悪で、野蛮で、気分の悪い存在として描かれることになるのが常ですが、この映画は少し違います。

香川照之氏以外にも日本兵は沢山でてくるのですが、たしかに、映画に出て来る日本兵は見ていて腹が立ちます。中国人を見下し、横暴に振る舞い、老人や子供を殺すシーンまでもあります。しかしながら、その描き方がプロパガンダ的ではないのです。すなわち、単なる悪の権化としての日本兵ではなく、情緒を持った日本兵なのです。理由なく暴虐的な態度を取るのではなく、そこには理由がある。戦争という特異な状況、集団心理、移り変わる規範、そのようなものが、人を「鬼」にさせるのだ、ということがテーマなのです。中国人の子供を可愛がり、毎日飴をあげたり、手品をして遊んだりしていた日本軍の将校が、一瞬の場の変化でその子供を殺す映画なのです。感情が壊れて「鬼」になる瞬間を提示している映画なのです。

だからこそ、この映画では日本人だけでなく、中国人も「鬼」になります。そのため、この映画は中国で上映禁止になったらしいですね。

この映画で特出するべきところはストーリーや演出だけでなく、香川照之氏の演技です。ちょっと言葉にできない。凄すぎる。当時の日本兵が持っていたであろう、岸田国士曰く「畸形的」な歪んだ自尊心、傲慢さ、下品さ、純粋さ、生と死の感覚、それらが演技の節々から滲み出ています。
陸軍将校さんの演技もすごかったな〜。アウトレイジの椎名桔平さん並のかっこよさ。超こわい。その人が画面に出て来るだけで、緊張感が生まれる。特に、宴会で中国人の村人に酔っぱらって肩ぽんぽんしたり頭なでなでされている時の笑顔がグッときますね。怖すぎて呼吸止まりそうになるもん。アウトレイジの中華屋さんでにやにやしてる椎名桔平さん並の高ポイントです。



レビューでもなんでもないですが、とにかく衝撃的だったので、ぶわっとかたかたした次第であります。







おわり







by hayashihiromu | 2015-02-14 21:02 | 普通

ライブDVDはしっくりくるけどライブBlu-rayってどうなの?なんか長くない?


この前届いたバンプのライブBlu-rayを見ていました。
自分が好きだった頃のライブとは大分異なっていて、曲自体も、新しいアルバム、特に今配信されている曲とか完全に自分の範囲外だけれども、それでも、凄く感動してしまいました。
やっぱり思い出しますね〜。色々と思い出しますよ〜。まるでマドレーヌを紅茶に浸して食べたかのように。いやいや、結びつく範囲はそれ以上。

やっぱり音楽っていいな〜。バンドっていいな〜。いいな〜。いいな〜。いいな〜。







おわり

by hayashihiromu | 2015-02-06 02:20 | 普通

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ダウンタウンさん、高須光聖さん、板尾創路さんを心から尊敬しております。

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